EMSダイエット!? 病気で運動出来ない為、マシンに頼った実録日記❗️

パーフェクト4500HOTを使い、リアルなダイエットチャレンジと日々の出来事を書いています。

素人医師に命を預けて良いのか!?

 私の主治医は脳神経外科の医師で、既に6年以上のお付き合いですが、話し好きの先生で、病気の話は勿論ですが、仕事や世間話もしています。

 そんな医師から、非常に気になる話を、本日受診の際に聞きました。

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昔の臨床研修制度

 専門家ではないので詳しい説明は省きますが、山崎豊子の長編小説で、ドラマ化された『白い巨塔』でも描かれていた、大学病院の医局を中心とした研修医制度。

 地方や過疎地の病院にも医師が派遣され、良い悪いは別として医療体制は上手く行っていたとも言えます。

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現行の臨床研修制度

 ところが、劣悪な研修環境が社会問題となり、2004年4月より新しい臨床研修制度がスタートし、研修医自身が研修先を自由に選べるようになった結果、研修医は都市部へ集中し、地方の医師数は決定的に不足してしているそうです。 さらに、研修医のアルバイトが禁じられることで、夜間および休日の当直業務を行う医師の確保が非常に困難となっているそうです。

 

素人医師が誕生している

 新しい臨床研修制度によって、医局にも学会にも属さない、医師免許は持っているけど専門知識や技術を持たない医師が誕生しているそうです。

 先ほども書きましたが、現在の病院は、夜間および休日の当直業務を行う医師の確保が非常に困難な状況で、医師の派遣会社に依頼してアルバイトの医師を派遣して貰っているそうです。試しにGoogleやYahoo!等で、「医師 アルバイト」と検索すると、求人情報が沢山出て来ます。逆に言えば、知識や技術を持たなくても、アルバイト医師として好きな時に好きな様に働いて高額の報酬を得られるので、専門知識を持たない素人医師が誕生し、そうした医師を使わなくてはいけない現状があるそうです。

 特に労働環境が悪い、夜間や休日の当直医をアルバイト医師で対応している病院が都市部では多いらしく、非常に恐ろしい状況だとも言えます。フリーの医師と言えば、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」に出てくる様な、凄腕の医師をイメージしてしまいますが、実際のフリーの医師は専門知識を持たない、医師免許を持っているだけの素人医師が多いのです。

 急な病気やケガで、夜間や休日に病院にお世話になる事は、誰にでもありえますが、そうした際に病院や医師は選べるケースは多くはありません。その際に素人医師に診断され、重大な病状を見落とされて、命を落とす可能性も少なくありません。

 今回、主治医から聞いた話は、とても恐ろしい内容で、考えさせられる内容でした。